- 発売元:キングレコード(1989年)
- 脚本:関島眞頼
- ジャケットイラスト:奥田万つ里
- 収録時間:約55分
その他、挿入歌3曲やシュラトの歌う旧OPも収録。
「10年に一度の大イベント・『第875回 八部衆隠し芸大会』」にて
八部衆の面々が隠し芸を披露するのですが、
最終的には「デーヴァ神軍vsアスラ神軍」の乱闘騒ぎになってしまうという……。
「まぁ、よくあるオチじゃないですか?」(byラクシュ)。
全編ギャグでございます。
が、初めて聴いた時はどういう反応をしたらいいのか困ってしまいました。
まぁ、おもしろいのだけれど、ちょっと下ネタに走りすぎているのと、
子どもにはわからないネタもちりばめられていたのとで……。
隣でアイロン掛けをしていた母がくすくす笑っていたので、
恥ずかしいようなほっとしたような複雑な気持ちになったことを、
今でもよく覚えています。うー……。
というわけで、ドラマ部分は半ば封印して歌だけを聴くという状態が
長い間続いていました。
でも、ある時久しぶりに全編を聴いてみたら、当時よりも楽しむことができて、
自分でもちょっとびっくり。
懐かしさもあると思うけれど、私も少しは大人になったということでしょうか。
各章のタイトルは、当時のTVドラマや映画などのタイトルのパロディです。
ということは、CDタイトルの「Soul Lovers Only!」も何かのパロディなのですか?
……もしかして、ものすごく間抜けな質問だったりして。
でも、意味すら未だによくわかりません。謎。
ジャケットイラストは、キャラひとりひとりの表情や仕草が細かくて、
見ていてとても楽しいです。
私も、ガイに一度でっかいリボンを付けてあげたいと思っていたのですよー。
そして、裏面なのですが、こちらはイラストではなく、
本編から適当に(?)選んだらしいカットの寄せ集めです。
そうそう、裏にも表にもマリーチがいますが、ドラマには登場しません。念のため。
歌詞カードのイラストは、
小説(エニックス文庫版)でもおなじみの沢田翔さんが描かれています。
「不良息子2人の図」がけっこう好きだったり。
あ、ここでもマユリ&サラスがラヴラヴです! わーい、何だかうれしいな。
声優陣に関しては、TVシリーズのメインキャラはほぼ出演という豪華っぷりですが、
「修行中で手が離せない」クウヤと「山へ芝刈りに行く」というダンは欠席でした。
んー、残念。2人とも、こういう出し物、得意そうなんだけどなぁ。
ところで、冒頭でリョウマが「オレも以前はこの日が来る度云々」と言っていますが、
これって、リョウマは隠し芸大会を何度も経験している、ということ?
ということは、龍王歴は一体何年なの?
そして年齢は……、と突っ込んだ方はいらっしゃいませんか?
だって、おかしくない? ねぇ。
そうそう、その後の同人誌等でよく使われている
ヴィシュヌ様の「あとで、天空殿の裏まで来て下さい」の初出は、
「3. 第二幕 あ・ぶ・な・いデカぶつ」です。
「か・な・ら・ず・来いよな!」とか、優等生裏番っぽくてかっこいいなぁ。
ヴィシュヌ様は他にも、「下ネタはアスラ神軍の始まり」という名言を
遺して下さいました(「5.第三幕 神将びんびん物語」)。
名言といえば、ヒュウガの
「人を、刺身の妻に、しやがって!」(「9.第六幕 夜叉王はつらいよ」)もそうか。
「SET THE FIRE」(歌:清水咲斗子)は、
第27話の須弥山突入のシーンで使われた、あのかっこいい曲です。
もうもう、大好き。
また、第16話のソーマの泉のシーンで使われていた
「優しさの向う側」(歌:結城梨沙)も、印象に残っている方は多いと思います。
ただ、「青空ーArtistー」(歌:木村真紀&結城梨沙)については、
DVDでじっくり見返すまで、本編のどこで使用されているのかわかりませんでした。
第18話で、TVから流れる曲としてこれがかかった時は、
「ここだったのかー!」と思わず叫んでしまいましたよ。
いやー、気付かなかったなー。
これ、木村さんと結城さんのハモリがとってもきれいで、さわやかなんですよね。
これもカラオケに入れてほしいなぁ。
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