- 発売元:キングレコード(1989年)
- 音楽:渡辺博也
- 収録時間:約40分
旧OP「SHINING SOUL」&旧ED「砂塵の迷図」もフルサイズで収録。
この後に発売されたCDのほとんどが
ドラマ付きだったりキャラクターソング集だったりするので、
改めて聴くとものすごく正統派なつくりをしているなぁ、と思わされます。
ジャケットイラストは逃亡5人組(+1匹)&ガイのセル画で、
目にも耳にも直球勝負という感じ。
そういえば、「シュラト」という作品に対して一時的に熱が冷めていた時期にも、
このCDだけは時々取り出して聴いていました。
旧EDはほんとにもう、大好きです。名曲。
お気に入りは「3. 修羅王転生」&「7. 夜叉王狂瀾」。
どちらも何となく「各話タイトル前の『あらすじ』」というイメージがあります。
全話を通しても、あの部分でそれほど頻繁に使われていたわけでもないのですが、
聴く度に本編が始まる前のあのどきどきを思い出します。
あ、後者は「那羅朱霊華(第10話)」の印象も強いかな。
あと、「1. 黄金光流(ソーマ)」も、
天空界の美しくて独特なあの風景が目に浮かんでくるようで、いい曲だなぁと思います。
それに、ヴィシュヌ様の慈愛のソーマが身体に広がるような感覚、しませんか?
収録第1曲目に旧OPではなくこの曲を持ってきたあたり、個人的にツボです。
やられたなぁ、もう。
ところで、私はギャグ編のドラマCDをかなり聴き込んでから
ようやくこれを入手しました。
なので、曲によっては、シリアスな「シュラト」に浸る時には
そっとしておきたい情景まで目に浮かんでしまって、ちょっと困ります。
例えば「5. 八部衆集結」の場合は、
「はっ!『マムシの兄弟』!」とか
「はっ!『密林の王者アカラナータ』!」とか、そんな具合にね。
……などと思ってるうちにCDが一周してしまった。
収録時間39分って短いよー。
サントラ第2弾の「天山瞑楽」にも未収録のBGMが、
私が気付いただけでも2、3曲はあるようなので、
それを詰め込んでくれたら良かったのになぁ。
実はこのCD、入手して間もない頃に歌詞カードをなくしてしまったのです。
なので、もしかしたら歌詞カードにしか載っていない重要な情報を
書き漏らしているかも知れません。ごめんなさい。
確か、CDレーベルの後藤隆幸さんのイラストが
歌詞カードにも載っていたような気がします。
確認できたらこっそり加筆修正しておきますね。
追記:「WCR31御礼(2017/03/31)」より
- 「WCR」=「Webclap Ranking」
- 「『WCR御礼より』について」
- 「WCR御礼より」追加記事一覧
シュラト関連のアルバムの第1作で、
その他のドラマCDやヴォーカル集も含めても
まずお薦めしたい1枚です(ふんがー)(鼻息)。
私の場合、アニメや小説・漫画などにはまる大きな要因としてあげられるのが
「雰囲気」&「世界観」です。
そして、アニメなどの映像作品にとって、
音楽やテーマソングは、それを大きく支える要素だと思います。
音楽を通じて、この作品のオリエンタルな雰囲気に
あっという間に引き込まれていったんだよなぁ。
いやー、ほんっと、かっこいいし聞き飽きないし、
不思議だけど聞いていると妙に落ち着く、名曲ぞろいですよね。
拍手を送って下さった方々も、きっと同じ想いでいらっしゃるのではないかしら、
と勝手に思っております。ほぅ……。
と、今回はこんな感じで〆。
拍手を送って下さったみなさま、ありがとうございました!
\ You may also like /
0 件のコメント:
コメントを投稿