CD【2】:「天山瞑楽」

 2004/07/12 

シュラト 参考資料

  • 発売元:キングレコード(1989年)
  • 音楽:渡辺博也
  • 脚本:関島眞頼
  • ジャケットイラスト:奥田万つ里
  • 収録時間:約45分
サウンドトラック第2弾。
TVサイズの旧OP&旧EDや挿入歌2曲に加え、
ミニドラマも4本収録と盛り沢山な内容です。
ただし、ドラマに登場するのは逃亡5人組のみ。
聴いていて何だか物足りないのは、ミーが不参加なせいでしょうか。
CDが発売されたのは本編で辛い展開が繰り広げられていた頃なので、
明るく楽しめるこのミニドラマがうれしかったです。
「16. STAGE.4 壮大な青春」では、
伝説の「熱血しりとり」(byヒュウガ&リョウマ)も登場。聴くべし。
ジャケットには八部衆とラクシュが描かれています。
みんな笑顔なのに、レンゲだけ切ない表情なのが気になります……。
そして、裏面はぷちキャラ。
インドラ様やヴィシュヌ様、それにマユリ&サラスもいます。
後者の2人のバックは、でっかいピンクのハートなんですよ!ぶふっ。
この夫婦(と勝手に認定)もいいですよねぇ。
歌詞カードのイラストを、経緯は知らねど、
ちょうど商業誌デビューした直後あたりのCLAMPが描いています。
確か、これが私のCLAMP初体験だったような気がする。
こちらも奥田さんのジャケットイラストと同様に、
シリアスなタッチとぷちキャラがまざっています。
シャクティ姿の八部衆も素敵ですが、お気に入りは裏表紙面のラクシュ。
これがほんとうに可愛くて、心ときめきました。
当時、一生懸命に真似をして描いた記憶があります。懐かしいなぁ。

挿入歌の「オン・シュラ・ソワカ」(歌:石原慎一)は、
本編(第15話)で初めて聴いた時はちょっと恥ずかしかったのですが、
いつの間にか大好きになりました。
メロディと歌詞と石原さんの歌声がぴったり合っていて、とてもかっこいいです。
もう1曲は「言わないGood-bye Dear」(歌:木村真紀)。
第15話のラストで、ラクシュがソーマの泉へ向かうシーンに流れていたものです。
第16話で使われた「優しさの向う側」(「Soul Lovers Only!」収録)の方が
ずっと印象が強くて、
DVDを見るまで本編に使用されていたことさえ忘れていました。わー、ごめんなさい!
BGMでは「13. 不動明王アカラナータ」がとても好きです。
雅楽のように素敵な雰囲気なので。
他には、「9. 那羅王レンゲ」(の1曲目)でマリーチに思いを馳せたり。
……これ、タイトルをつけるなら、レンゲというよりむしろ
「摩利支天マリーチ」の方が合うような気がしませんか? と思うのは私だけ?
というか、各タイトルがキャラ名そのままだったりするのが惜しいかな。
変に凝ったものでなくていいけれど、「転生眩奏」と比べるとそこがちょっと残念。
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