- 「ヒットコミックス 天空戦記シュラト」
- 発行元:少年画報社(1990年)
- 巻数:全2巻
- 著:河本ひろし
- 原案:美原轟
でも、ストーリーも設定も、アニメ版(&小説版)とはかなり異なっています。
最たる相違は、ラストでガイが死なずに、シュラトと2人で人間界に帰るってことかな。
シヴァにとどめを刺したのもガイだったし。
他には、三邪鬼神というアスラ神軍のトリオが登場したり、
インドラ様のターバンが外れちゃったりしていました。
(髪、ふっさふさでした)
何しろ全2巻なので、展開はものすごく早いです。
レンゲ・ダン・クウヤなんて、初登場時からすでに死んでいるし。
掲載誌自体が「シュラト」放映終了と同時に休刊になってしまったと聞いていますが、
それも関係しているのでしょうね。
それでも一応、アスラ神軍編もやっているからすごいです。
河本さんのロリ系な絵柄は、けっこう好みが分かれるところかも知れません。
私は、この方の作品はこれと「黒衣の哀闘」ぐらいしか読んだことがないけれど、
描線やトーン処理が潔いので、見ていて気持ちがいいです。
しっかし、ほんとうに、みんな太腿ぷりっぷりだなぁ。
そして、時々ものすごーく色気が出ていますよね。
特に第2巻、「Vol.7 異動宮」の扉絵(2巻コンテンツのカット)のシュラトってば、
色っぽいしかっこいいし、見る度にどきどきしてしまいます。
さすが、本業は成年向けな方の描く絵だわ……。
絵といえば、シュラトやヴィシュヌ様のアクセサリーなどの装飾が
ちょっとアレンジしてあります。
あと、「Vol.9 旅立ち」の旅人装束なシュラトの姿がとても好き。
(はちまき! マント! お腰に下げた巾着!)
巾着は、他のみんなも普段から下げてるんだけどね。
その他、「「Vol.5 オン・シュラ・ソワカ」のシャクティ装着シーンも、
「オン!」「シュラ!」「ソ」「ワ」「カ!!」という真言の唱え方が
妙に気に入っています。
ところで、アカラナータがこんなにも
チンピラっぽく感じられてしまうのはなぜでしょうか。
あの口調&語尾のせい?
\ You may also like /
0 件のコメント:
コメントを投稿