- 発売元:バンダイ(1989~1990年)
- 巻数:全6巻
- 収録時間:各巻約30分
奇数巻はシリアス系、偶数巻はお笑い系です。
こういう「リミックスビデオ」は当時(今も?)とても珍しかったと聞いています。
「シュラト」ではギャグ編CDも何枚か出ていますが、ああいうのも業界初だったとか。
でも、私が初めてはまったのはこの作品なので、
しばらくの間、アニメって何でもそういうものかと思っていましたよ。
ちょっと変わった刷り込みをされてしまったなぁ。
この「メモリアルズ」、リミックスという点も斬新だけれど、
ジャケットイラストを人気アニメーターが競作していることと、
それぞれに新作アイキャッチ(作画監督は全て菊池さん?)が
収録されていることも話題でした。
以下の見出しの括弧内は、
「ジャケット原画制作アニメーター:
ジャケットに描かれたキャラ名|アイキャッチのキャラ名」です。
「ジャケット原画制作アニメーター:
ジャケットに描かれたキャラ名|アイキャッチのキャラ名」です。
Vol.1「激突!八部衆」
(菊池通隆:シュラト・ガイ・レンゲ・ラクシュ|ヒュウガ)
八部衆同士の戦いをピックアップ。「手天島編」といっても差し支えのない感じ?
ところで、DVD-BOX【2】 の解説書では、この内容の紹介として
「頑固者では1、2を争うヒュウガとレンゲ」なんて書かれています。
他のみんなについてはもっと普通のコメントなのに、ひどいよ!
……でも、否定はできない。うむ。
Vol.2「天空界・普通じゃない人々」
(後藤隆幸:シュラト・レイガ・ラクシュ&ミー|レイガ)
レイガによる「八部衆+ラクシュの紹介」。相変わらずの辛口コメントが冴えています。
Vol.3「ひき裂かれし刎頸(ふんけい)の友」
(羽原信義:シュラト&ガイ|リョウマ)
シュラト&ガイの回想シーン集。見ていると何だか切なくなってしまう……。
Vol.4「天空人・愛のかたち」
(平野俊弘&垣野内成美:
レンゲ・マリーチ・インドラ様・シュラト・ラクシュ|ラクシュ&ミー)
少女漫画風味なジャケットイラストがとても好き。中身はそのシリアスなイラストとは正反対な、
明るいノリの「ラクシュによる恋愛講座♪」。
聞き手は天龍コンビです。
アイキャッチのラクシュの山猫のシャクティ(初期設定より)は
どピンクで目に痛いけど、これはこれで可愛いかも。
Vol.5「きらめく悲運の星ふたつ」
(奥田万つ里:シュラト・ガイ・ヴィシュヌ様・シヴァ様|レンゲ)
シュラト&ガイの対決を、第25話と第35話をメインに編集。Vol.6「天空ファイト!」
(横井孝二:メインキャラ総勢12名+1匹|アカラナータ&マリーチ)
横井孝二さんはSDガンダムで有名なお方だそうです。内容はといえば、アカラナータ(=松本さん)の弾けっぷりがとにかくすごい。
ああ、でも、他のみんなもそうか。
お気に入りはトライロー女王様の
「ワンレン・ボディコン・ブランド志向、結婚・退職・玉の輿!」。
ワンレンとか、ボディコンとか、そういう時代だったんですよねぇ。しみじみ。
冒頭のビカラの「(前略)ボロカスにしてしまえー!」もかなり好き。
あの抑揚のない声でこの台詞は笑えます。
巻末には、ファンから募集したイラストもたくさん収録されていて楽しいです。
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