追想
「桜を見ると思い出しちゃうんだよね。修羅人と初めて逢ったあの日のことを」。小説版のシュラト&ガイのエピソードの中では、
第5巻の第3章第8節がいちばん好きです。
「修羅人と逢わなきゃいけなかったんだよ」と感傷的になっている凱に対して
「いいじゃねえか、ちゃんと逢えたんだし」と軽く流してしまう修羅人、
そしてまた、それを受けて「そうだね」と微笑む凱。
どうしてこの2人が戦わなくてはならなかったのか。
読み返す度に胸が痛みます。
(拡大版:136KB)
追記:「WCR20御礼(2014/01/03)」より
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さらに突き詰めて言うならば、「黒木凱」よりも「夜叉王ガイ」が、より好きでした。
だって、ガイの時の方が子安さんの声がかっこよく感じられたので。
でも、小説版を読み込んでいくうちに凱少年のこともどんどん好きになって、
アニメではほとんど描かれなかったその内面について
思いを馳せるようになりました。
ちびシュラト&ちびガイはほんとうに可愛くて
他にもたくさん描いてみたいシーンはあるのですが、
トータルで考えていちばん大好きなこのシーンを選びました。
色合いや雰囲気なんかは、わりとすんなり、思いどおりに描けたかな、と思います。
ピンクと水色の組み合わせは、優しくて儚い。
そうそう、ちらっと、文庫本のカラー口絵をイメージして描いていたのですが、
どうでしょうか。
そして、今さっき気が付いたのですが、これも無意識に
私がいつも心がけている「花と神将」というテーマに則っているのかも?
ただ、私はほんとうに人物を描くのが苦手で
この凱も、見ているとあちこち直したくなってきちゃう……! あわわわ……!
ああ、あと、瞳の色はもう少し茶色っぽくした方がよかったのかなぁ。
と、今回はこんな感じで〆。
何はともあれ、このイラストに目を留めて下さった方がいるというのは
私にはとても大きな喜びです!
拍手を送って下さったみなさま、ありがとうございました!
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