- 「VISUAL MOOK 1 天空戦記シュラト 設定資料集」
- 発行元:ふゅーじょんぷろだくと(1990年)
- 表紙セル原画:はばらのぶよし
- イラスト・カット:後藤隆幸、黄瀬和哉、野中みゆき
- 判型:B5判
スタッフや声優さんへのインタビューの他に
同人作家さんによるコミックも収録されていて、とても読み応えがあります。
新旧0P&EDの歌詞もばっちりだし、これ1冊でも事は足りそうです。
設定資料を載せたムックは数あれど、
初期設定の詳細がわかるのはこれしかないのではないかしら。
シャクティデザインの変遷は見ていてとても興味深いです。
シュラト(獅子)とガイ(狼)って、
当初の設定が途中で入れ替わって今のようになったんですねぇ。
……等々、とにかく詳しいのが特徴。
「キャラクター編」「天空界編」「地上界編」の3つに分けて、
風景や建造物(天空殿とかマハーバとか)についても丁寧に紹介してくれています。
ついつい読み耽っちゃうなぁ。
資料が載っているのはモノクロページですが、
カラーページでもメインキャラを1人ずつ取り上げています。
シャクティ装着シーンや必殺技シーンも込みで(全員じゃないけれど)。
……レンゲの次のページにマリーチ、というのが、よく考えるとすごいですよね。
インタビューのところにも松本さんの記事があるし、
マリーチやアカラナータの人気が半端じゃないってことを、今さらながら実感。
巻末に掲載されているビデオやCDなどの商品案内ページで、
CDのキャプションが全て入れ違っているのが惜しいです。
他にも、資料ページで先代八部衆の名前で一部ミスがあったりします。むむむ。
そうそう、ミスではないけれど、背表紙が濃いめの青地に黒文字なので、
普通に本棚に並べられていると、うっかり見過ごす可能性が。
古本屋さんでお探し中の方が、もしいらっしゃれば、
そのへんを気に留めておいて頂くと良いかも、です。
「シュラト」キャラに限らず絵を描く時のお手本として長年活用しているので、
私の持っているものは、モノクロページの綴じがほどけてひどい有り様です。
私も、保存用にもう1冊探そうかなぁ。
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