- 「The Little Book of Hindu Deities」
- 発行元:Plume(2006年)
- 著:Sanjay Patel
- 判型:A5判(?)
「Hindu Deities」は「ヒンドゥーの神々」といった意味でしょうか。
ほぼA5判(比べたら横はちょっと大きかった)の手頃なサイズで、
本文フルカラーという贅沢な作り。
そして何より、イラストがいちいち可愛い! 好きィ!
インドの神様の絵姿は、アイテムやらシチュエーションやらで
けっこう記号化されているように思うのですが、
この本でもそこらへんのポイントは
きちんと押さえられているんじゃないのかなぁ。
インド神話の知識の浅い私でも、イラストだけで誰だか分かるものが多いし。
個人的には、特に女神様ズや動物神ズのイラストが
期待以上にステキだったので、大満足です。
ありがたいことにAmazonで中身をチラ見できるので、
よろしければぜひご覧になって!
カーリー、ガネーシャ、トリムルティー(三位一体)、
ブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァが見られますよ〜。
ああ、それにしても、このサンジェイ・パテル氏のセンスには
憧れてしまうなぁ。
彼はピクサー・アニメーション・スタジオのアニメーターでもあるそうで、
ああー、なるほどねぇ、と納得。
インゲラ・アリアニウスとかロッタ・キュールホルンとか
(リンク先はどちらも画像検索結果)、
私はこういう、パキッとした色遣い&シンプルで計算し尽くされた線や構図に
惹かれる傾向があるみたいです。
他にも大好きなキキララとか、ミッフィーとか、全部傾向が同じだもんね。
我ながら分かりやすいなぁ、もう。
蛇足ながら、この著者による「Ganesha's Sweet Tooth」という絵本もおすすめ。
日本でもわりと有名な、象の頭を持つ神様・ガネーシャが主人公の、
神話をもとにした物語です。
これもAmazonで中身をチラ見できるので、よろしければぜひご覧になって!
ちなみに、私の書いたレビューはこちら(「花楽紗 memo」内)です。
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