- 「月刊アニメージュ 1990年2月号(VOL.140)」
- 発行元:徳間書店
- 表紙イラスト(セル原画):菊池通隆
- 特集内イラスト:奥田万つ里、美樹本晴彦、結城信輝、後藤隆幸、
松崎明美、梅津泰臣、なにわあい、黄瀬和哉 - 判型:A4判
このジャンルを扱う雑誌としては、日本でいちばん歴史が古いとか。
また、徳間書店が出しているだけあって、
スタジオジブリ作品の情報が速く、扱いが大きいことも特徴。
ただ、当時の私はそのことに反感も持っていて、
正直あまり好きではなかったです(ジブリ作品自体は好き)。
それに加え、他誌に比べて値段が少し高かったこともあって、
いつも立ち読みしていま……した……(わー、ごめんなさい!)。
改めて見ると、別にそれほどジブリ一色というわけでもないのにねぇ。
きっと、たまたま初めて読んだ号でジブリ特集か何かをやっていて、
「アニメージュ=ジブリ情報のみ」という思い込みをしちゃったんだろうなぁ。
でも、この号はちゃんと買ったよ!
だって、表紙がシュラト&ラクシュで、特集もあったから!
このラクシュのふわふわした髪の感じが好きだなぁ、
可愛らしいし、色遣いも優しくてきれい。
さて、「神々の肖像」と題された特集は、カラー11P&モノクロ5Pで構成されていて、
カラーページでは様々な方の描き下ろしイラストが載っています。
奥田さん(八部衆+ラクシュ&ミ-)は、いつもより淡くてさわやかな雰囲気。
みんなの笑顔が素敵です。
背景のシュラト&ガイはちょっとシリアスめだけど。
あと、なにわあいさん(八部衆の1年後)のほのぼのとしたタッチも好きです。
「キャストが選んだ名シーン」では、ソーマの泉やマリーチのエピソードなど、
ある意味予想どおりのものが挙げられていました。
ところで、ここでクウヤ役の中田さんが選んだのは
第12話の「熱闘!涙の中に友を見た」。
「クウヤの弟妹たちが登場し、またクウヤ自身いちばんしゃべったから」
(P14より)というその理由に、ちょっと可哀想と思いつつも笑ってしまいました。
そいでもって、モノクロページ。
「じつはあなたが好きだったの」は、ありそうでなかった
女性キャスト3人(島本さん・水谷さん・林原さん)による対談です。
おお、水谷さん、髪型がレンゲだ~。
内容は、ラスト辺りの感想や男性キャラに対するコメント、
そしてアフレコ現場の思い出など、とっても仲良さそう&楽しそうです。
最後は西久保監督へのインタビュー、「夜叉王ガイの内面にもっとふみこみたかった」。
監督の思いは、この長いタイトルに集約されています。
私も、彼の内面の葛藤をもっときちんと見せてほしかったなぁ……。
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