名古屋城Tシャツ
学生時代の課題作品より。「名古屋城のお土産として売られるTシャツの図案」というお題でした。
「程よいダサさ」を意識しつつ、
名物の金の鯱(しゃちほこ)を素直に取り入れたデザインに。
ただ、これを「NAGOYA」と読ませるのは少し苦しいかも。
ところで、鯱には火災除けのお守りとしての意味が込められているそうです。
そして、その原型はマカラ(インド神話上の海獣)であるとか。
先代八部衆の闥婆王の名前に使われている、あのマカラです。おお!
思わぬところで「シュラト」つながりな課題でした。
追記:「WCR24御礼(2014/06/30)」より
- 「WCR」=「Webclap Ranking」
- 「『WCR御礼より』について」
- 「WCR御礼より」追加記事一覧
「観光地のお土産らしく、そして名古屋らしく、ベタでちょっとダサいライン」
を狙ってデザインしたものでした。
一応、この1対の金鯱は、天守閣についているとおり雌雄という設定で、
上の「G」をバックにしている方がオスで
下の「O」をバックにしている方がメス、です。
厳密には、雌雄で鱗の数が違っていたりするそうですが、
そこらへんは、まぁ、気持ちの問題で……。
あと、このコンセプトとしては海外からの観光客のことも意識していて、
「ゲーイシャ! ニーンジャ! フジヤーマ!」な方々が
「ワーオ! シャチホーコ!」みたいに喜んでくれるといいなぁ、
なんてことも想定したりしていたのですが、
国際的には金の鯱の知名度って、どんなもんなんでしょうね?
名古屋人的には金鯱は専売特許みたいなイメージもあるものの、
別にこれ、名古屋限定ってわけでもないんだよなぁ、実は。
そこらへんの謎はともかく、この作品には、
制作にあたってみんなで名古屋城へ出かけたり
実際にシルクスクリーン印刷でTシャツにプリントしたりして、
楽しかったなぁ、という思い出があります。
鯱も、私なりにちょっと可愛らしく図案化できたかな、
と今でもけっこうお気に入りな1枚です。
と、今回はこんな感じで〆。
拍手を送って下さったみなさま、ありがとうございました!
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