ひとまず、第6巻終章(転章)をかけあしでまとめてみました。
はしょりすぎていてごめんなさい。
第6巻終章
天空殿
親友同士の激しい戦いの末、ガイは狂気の笑みを浮かべながら、黒い光とともに消えて行った。
その光景を見つめながら意識を失うシュラト。
傷を負ったラクシュもまた、シュラトの手を握ったところで動かなくなってしまう。
シュラトを守るためにガイの攻撃を受けたヒュウガも、倒れ込んだまま動かない。
そしてレンゲは、インドラの死によって心を閉ざしてしまっていた。
遅れて到着したレイガとカーリーは、その惨状を目の当たりにする。
その時、ようやくヴィシュヌが石化の術から復活し、
天空界がその清浄なソーマで満たされる。
しかしそれは、直後に天空樹の真下から異動宮が出現するまでの、
まさに一瞬の安らぎだった。
崩壊してゆく天空樹から浮上した天空殿は、北に進路をとる。
天空樹を取り囲むように待機していたデーヴァ神軍の各軍も、
それを追って移動していった。
異動宮
「ひさかたぶりに楽しもうぞ」。邪悪なるアスラ神軍の長・破壊神シヴァは、恐ろしいまでに美しい笑みを浮かべていた。
そして、ビカラを控えさせた彼の眼前に浮かぶ、銀色の髪の少年ーーガイ。
宿命は未だ断ち切られていなかった。
天空樹第三楼ディーガ地方
リョウマの決死の一撃によって倒されたアカラナータは、黒こげの首だけになってもなお生きていた。
爛々と輝くその眼に、龍王への復讐の炎を燃やす。
大地が崩壊する中でそれは、黒のソーマに包まれながらも奈落の底へ落ちていった。
天空樹
倒れゆく天空樹の幹に立つミトラは、静かに紫の瞳で異動宮を見る。「真の戦いが始まるか……」。
時は天空暦サーマ9989年、緑の月、6日。
この日、サーマ暦は終わったーー。
まとめ
やっぱりミトラ様ってかっこいいなぁ(ほわーん)……。……いや、そうじゃなくて(そうだけど)。
こうやって改めて書き出してみると、
「どうなっちゃうのよエエ!?」って感じで……ほんとにもう。
瀕死だったみんなも、ヴィシュヌ様の偉大なソーマで癒されるのですが、
レンゲの心の傷はそのままなんだよね(エニックス版より)……。
また、アニメ版では、ヴィシュヌ様の復活直後に
ダン・クウヤ・リョウマも蘇生しているのですが、
小説版ではそのあたりのことにはまだ触れられていません。
ああー、それも気になるよー!
そうそう、あかほりさんは、小説版第二部の展開について
あとがきでもちょこちょこ書かれていますので、それもまとめておきますね。
これらはあくまで「当時」の「予定」に過ぎないのでしょうから、
その後プロットが変更された可能性も十分にありますが、とりあえず。
- テレビシリーズとは大幅に変わる
- 三国志のような戦争、戦争、また戦争というような形
- 一応、須弥山も出るらしい
(以上、エニックス版4巻)
- 新たな「大戦」が勃発して2年後の世界からスタート
- アカラナータは最後の最後まで居座りそう
(以上、エニックス版6巻)
- レンゲは第7巻以降も思わぬ活躍をする
(スニーカー版2巻)
……というその不安と期待が、私の中では今どんなふうに落ち着いているのか、
というのを書き出してみたコンテンツです。
できれば、めでたく小説版が完結してから
「私はこんなふうに予想していました」って公開したかったなぁ。
続きはいつまで待たされるのやら……。
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