先代八部衆のキャラクター名の由来
ファンの方ならすでにご存知のとおり、「シュラト」には、インド神話からその名を拝借したキャラクターが多数登場しています。
そして、三神(ブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァ)などの有名どころについては、
すでに多くの方がチェック済みだと思われます。
ここでは、先代八部衆のキャラクター名がインド神話の何に由来するのか、
私がざっと調べた内容をご紹介します。
ただし、あくまで推測なので、
あかほり氏の意図とは異なる部分もあるかも知れませんが、あしからず。
参考資料
(龍王)アナンタ:Ananta
「永遠」「無限」という意味で、千の頭を持つ龍。ブラフマー神の命令で大地を支えるヴィシュヌのベッドとなっている。
(闥婆王)マカラ:Makara
海中に住み、呪術の能力に長けているとされる伝説上の生き物。(修羅王)シュナ→クリシュナ:Krishna(?)
ヴィシュヌ神の10化身のひとつであり、また、ヴィシュヌ神から独立したひとりの神として崇められている。
インドの国民的大叙事詩「マハーバーラタ(直訳は「偉大なるバーラタ族」)」では、
五王子軍の参謀として登場する。
その他、実在の英雄とする説もある。
「シュナ」という言葉はインド神話には登場しないようなので、
おそらく「クリシュナ」からとられたのではないかと思います。
勘違いだったらごめんなさい。
おそらく「クリシュナ」からとられたのではないかと思います。
勘違いだったらごめんなさい。
(夜叉王)ラーマ:Rama
インドの叙事詩「ラーマーヤナ(直訳は「ラーマ王子の遠征」)」の主人公で、ヴィシュヌ神の化身とされている。
武術や文芸に秀でた最高級の英雄。
(那羅王)シーター:Sita
「田の畦」を意味する言葉で、農作業における収穫と祝福を与える女神。また、「ラーマーヤナ」では主人公ラーマ王子の妃として登場している。
この叙事詩における彼女は、貞節を固く守り、
しかも夫の名誉のために自分のすべてを投げだせるほどの愛情の持ち主として描かれ、
今もインド女性の鑑と称賛されている。
(比婆王)ジャフヌ:Jahnu
聖典「リグ・ヴェーダ(「(神々を祀るための)知識の讃歌」の意)」に登場する聖仙。また、プラーナ(=古譚・古伝説群)では、
天界を流れるガンジス河が地上に降下する際のエピソードでも知られている。
彼が苦行をしていた土地が水浸しになったことに立腹し、
その流れを飲み込んでしまったが、やがて彼の耳から流れ出すことを許可したという。
(迦楼羅王)カーマ:Kama
「性愛」を意味し、男女間の愛情、愛欲を司る神。一般には若い男性の姿で表現され、
さとうきびで作った弓に蜜蜂が連なった弦を張り、先端を花で飾った矢を持っている。
(天王)スーラ:Sura
ヤーダヴァ族の王であり、クリシュナの祖父にあたる。また、「梵和大辞典」(荻原雲来編|講談社|1986)によると「漢訳:天」。
恐らく、中国で翻訳される際に訳語として「天」の字を宛てがったものと推測される。
掘り下げるときりがないので、ここではこんな感じで止めておきます。
なお、ジャフヌとスーラの項については、
サイトに寄せられた情報を参考にさせて頂きました。
ありがとうございました!
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