淫靡な魔女
- よみがな:ごうざんぜみょうおうーー
- 声:土井美加
- 所属:獣牙三人衆(元・八大明王)
- 神甲冑:翼竜
- 武器:--
- 触媒:植物
- 必殺技:蛇髪雷光弾、降三世迷行霧、降三世華樹操、逆転生etc.
今のところ、獣牙三人衆では彼女のみ小説版の表紙に登場しています。
(しかもへそ出し:スニーカー版第5巻)
小説版では、シュラトを逆転生させるだけでは飽き足らず、自らも人間界へ赴きます。
さらに毛皮のコートを着てしまうなんて、
さすが、自分に似合うものをよくわかっていらっしゃる。
(しっかしトライロー、桜の季節に毛皮のコートなんて、
いまいちおしゃれでないんでないかい?)
真っ赤なスーツを着こなしたサラスとはいい勝負ですよね。
一瞬本気で悩んでしまいましたよ、「ああ、どっちを応援したらいいの!?」って。
いや、どっちも挿し絵すらないのですが。
ところで、逆転生なんて高度な技を使うあたり、
ある意味ヴィシュヌ様と互角なのでは?
というか、むしろ上回ってる?
そもそも、三神でもないのにそんなことできちゃっていいのか?
という気もしますが、どうなんでしょう。
まぁ、女王様なんだから、
女神様に対抗できてもおかしくはないんですけれど……(←?)。
(これについては「密教曼荼羅」にて興味深い記述を発見したので、
よろしければ合わせてご覧下さい)
彼女が活躍する第17話では、口を開いたその全てが名台詞。
中でも私が気に入っているのは、「この結末は死よりも美しい……」です。
ちなみに、小説版では
「あなたたち、美しく死なせてあげるわ!」(第4巻序章)
なんていうのも出てきます。
もう、トライローってきれいだし強いし、最高ですよねぇ。
こんなに魅力的な悪役女性キャラを、私は他に知りません。
小説版で追加された数々の設定もうれしいです。
特に、アカラナータに惚れてることとか、
でもプライドが邪魔して気持ちを打ち明けられずにいたこととか。
やー、可愛いじゃないですか。
それにこの人の場合、突きつめて考えると、
デーヴァからアスラに寝返ったというよりも、
ただ自分の愛する人(=アカラナータ)を追いかけただけ、
という方が近いような気がします。
デーヴァ神軍やヴィシュヌ様にも少なからず不満があったようですが、
もしアカラナータがデーヴァ側に留まっていたら、
きっと彼女だってそうしていただろうし。
黒のソーマに目覚めてからの言動はいろいろと女王様な彼女だけれど、
他の女性キャラに負けないくらい一途なところもあるんだなぁ、と思います。
「知的な瞳を持つ美女」だった過去も含めて、
この「淫靡な魔女」さんが、私は大好きです。
数話限りの敵にしておくのが惜しいキャラですよね。ああ、もったいない。
追記:「WCR23御礼(2014/03/31)」より
- 「WCR」=「Webclap Ranking」
- 「『WCR御礼より』について」
- 「WCR御礼より」追加記事一覧
仕事中に隙を見つつ、こっそりテキストをぽちぽち打っていました。
(当時の職場は、忙しい時と暇な時とでめちゃくちゃ差が激しかったのです。
忙しいのに進められない「待ち」の時間もよく発生したし……)
より正確に言うと、
サティさん&アカラナータの項を並行してちみちみ書き連ねつつ、
気分転換にトライロー&クンダリーニをピャッと書いた、という感じ。
そう、とにかくこのトライローについては
彼女について語るのが楽しくてうれしくて、
あっという間に仕上げてしまったという思い出があります。
確か、その初稿をほとんどそのまま今も載せているはず。
読み返す度に、その時のウキウキな自分がそのまんま文章に表れていて、
恥ずかしいやらおもしろいやらで、どうしようかと……!
いやぁ、でもねぇ、トライローは
もっと世間に知られていいキャラクターだと思うのですよ。
「シュラト」という作品自体、どうにもいまいちマイナーで、
トライローは途中に少しだけ登場した悪役ということもあり、
たぶん当時の視聴者くらいにしか知られていないのが
ほんとうに惜しくて、もったいなくて。
あんなにキレイでかっこよくて強くて変態で声もステキで、
小説版だとさらに、乙女で一途な側面とか、
私好みの要素がもりもりてんこもりになって、ああああ、好きィィ!
……という想いを詰め込んだのが、
この「人物考察:降三世明王トライロー」なのでした。
これを読んで下さった方に、少しでもこの気持ちが伝わっていればいいなぁ……。
と、今回はこんな感じで〆。
拍手を送って下さったみなさま、ありがとうございました!
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