その他【4】:シュラトの拳

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  • 「シュラトの拳 BASIC SET ~雷帝反乱~」
     「シュラトの拳 EXPANSION SET ~異動宮出現~」
  • 制作・頒布:THYSALYS、星矢の拳プロジェクト(2007年)
  • ゲームデザイン:ピクシス、ヤン、cerberus

数年前にこの界隈で話題になった、同人カードゲームです。
私は、市販されている他のカードゲームについて詳しくはないのですが
紙の厚さもしっかりしているし、印刷もきれいだし、
少なくとも、見た目では、それらと比べても何ら遜色のない
本格的なセットとなっています。すごいなぁ。

この2つは、「聖闘士星矢」の同人カードゲームである
「星矢の拳 Millennium Edition」の独立拡張セットとのことで、
つまりはそれらと混ぜても遊べる、ということらしい。
……のですが、そもそも一緒に遊ぶ相手がいない……しゅーん……。
それ以前に、実はまだルールを把握していません、ごめんなさい!
というわけで、私はこのアイテムの最大の魅力と思われる
「カードゲームとしてのおもしろさ」については
残念ながら深くは語れないのですが、
それでも入手してよかったと思える要素がいっぱいです。
ここでは、そのうちの主な2点についてまとめておこうと思います。

「雷帝反乱」「異動宮出現」のどちらも
技・防具・アクション・イベントなどの「プレイカード」と
「キャラクターカード」(各41枚)で構成されています。
このキャラクターカードがほんとうに楽しくて!
プレイカードは1色刷りでサイズも小さいのですが、
キャラクターカードはその2倍のサイズで
各キャラがフルカラーで描かれているのです。
大勢の絵師さんが制作に参加されているので
キャラによって絵柄もさまざまで、
かっこよかったり可愛らしかったり
とにかく眺めているだけでにやにやしてしまう……!
普段ネットなどをしている時は
「シュラト」の二次創作作品をなかなか見つけられず
淋しい思いをしている私ですが、
いきなり豪華アンソロジーを発見したような気分になりました。
というわけで、このカードゲームの1つめの魅力は
「ミニイラスト集としても十分楽しめること」です。

TVシリーズや小説版、コミック版にOVAと
関連作品から幅広くキャラクターを取り揃えていて、
「雷帝反乱」と「異動宮出現」ではその構成も異なっているのですが、
女性キャラびいきの私としては
特に女性キャラがどんなふうに描かれているかが気になっていました。
やー、どれもみんな可愛いなぁ、きれいだなぁ。
絵師さんによって少女漫画風味だったり萌え系寄りだったり
バリエーションに富んでいるのがおもしろいし、楽しいです。
特に、小説版のみに登場していて
キャラデザが発表されていないパールヴァティや、
デーヴァ側だったのかアスラ側だったのかさえ不明な
十二羅帝の一員・金帝シャトラ
こうしてイラスト化されると、「おおー!」と思ってしまいます。
というか、シャトラなんて、名前も性別も不明ですよね、小説版では未だに。
(名前だけなら「Love Song」に一応記載されていますが)

おおっ、「異動宮出現」では先代那羅王シーターのカードもありますよ!
……しかし、イラストに描かれているのは、これは
紛れもなくレンゲちゃん……。あれー。
まぁ、でも、先代ズの中では彼女とアナンタ以外すっぱり切られているので
わがままは言えませんよね。ちぇー。

ところで、アカラナータは「雷帝反乱」だけで3枚もカードがあるのですね。
「神甲冑を装着していないアカラナータ」
「アカラナータ」
「明王合身アカラナータ」
の3つは、イラストを描かれている絵師さんも異なるし
それぞれ、レベルや体力・精神力にも違いがあって
カードを眺めているだけで楽しいです。ふおおお。

上で書いたことと繋がるのですが、このカードゲームの2つめの魅力は
「二次創作設定資料集としても、中身がとても濃いこと」です。
特に、本編中では謎の多い十二羅帝について
オリジナルの設定を追加して作成されているので、
他人様の二次創作設定を拝見するのが大好きな私は
もうもう、見ているだけで夢が広がってしまう……!
霧帝メキラ・金帝シャトラ・木帝バリラ
ラブラブトライアングルが非常に気になる今日この頃です。
メキラ&シャトラはお互いが
「命キャラ」であり「対戦キャラ」なのですよ。
うわー、うひゃー、にやにやが止まらない!
これが燃えずにいられようか!
……と、他人様のオリジナル設定で大興奮してしまう私。
やー、こういうの、よく思い付くなぁ~。
妄想欲をかきたてられますなぁ~。

十二羅帝といえば、TVシリーズにも出てきたあの人たちも
当然参戦しているわけですが、
冥帝ビカラのカードをぼんやり見ている時に
「冥帝神甲冑:神護子(大王烏賊)」
と書かれていることについ最近気付いて
「えっ、ダイオウイカ!?」と衝撃を受けました。
しかし、TVシリーズの彼のあの活躍ぶりを思い出すと
(「がっかりさせられっぷり」とも言う)
「ああ……そうね……イカね……」と何となく納得。
公式設定では何がモチーフのシャクティか明らかにされていないし、
そもそも作中ではシャクティつける前に死んじゃったもんね、彼。

カードを眺めているだけでも
これだけ満足できてしまう素敵アイテムですが、
付属の「プレイングマニュアル」(=取扱説明書)もなかなか凝っています。
ルールの説明も見やすくまとめられているし
用語集としても充実した内容で、ついつい読みふけってしまう。
それに、どちらの「あとがき」も
小説版であかほりさとる氏が書かれていたもののパロディで、
その芸の細かさに感動すら覚えてしまいましたよ。

と、こんなふうにひたすらベタ褒めな気分でいますが、
ただ1つ、不満というか、「惜しい!」と思ってしまう点もあります。
カード自体の出来とはまた別問題ではありますが、
外箱が、うーん、ものすごーく残念……!
いや、デザインはいいと思うのですよ、
「雷帝反乱」は八部衆&平成門、
「異動宮出現」は八部衆&ヴィシュヌ様を曼陀羅のように配置しつつ
全体では異動宮を模していて、かっこいい。
でも、既成の箱にカラー出力した紙を後から貼り付けて作っているらしく、
その紙が、入手した時点ですでに、端がめろめろにめくれていました。
私が入手したものだけが
たまたまこういう状態だったのかもしれませんが、
こういうの、とっても惜しいです。もったいないなぁ。
いっそ、潔く、天面(蓋の部分)とか側面のどこか1つにだけ
シールを貼るとかの方が、安っぽい印象は抑えられたかも。
……こういうのを見ると、ついつい、
学生時代の課題を思い出して熱くなってしまうのです。
よけいなことに口を出すユーザーですみません。
でもでも、やっぱり、この点はもったいないと思う。あン!

ちなみに、私はこれらを
制作&頒布元である「星矢の拳」様の公式サイトを通じて通販で入手しました。
2012年現在、サイト自体は閉鎖されてしまったようですが
mixi 内に「『同人カードゲーム シュラトの拳』コミュニティ」が作られています。
イベントなどでの頒布は続けられているかもしれないので、
もしも興味をお持ちの方がいらっしゃるならば
夏コミや冬コミなどの大きなイベントにてお探しになってみて下さい。
私と同じように、ぜひ、カードを眺めながらにやにやして頂きたいです。

(初出:2011.8/8)

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